本計画の基本条件として、バリアフリーはもとより、安全で、機能的であり、アメニティに配慮した居住環境の整備のほか、「人それぞれ老化の程度も心身の状態も違うなかで、個々が楽しく継続的なリハビリが行える受療環境の整備」が求められた。また、市街地の不整形で限られた敷地を最大限生かせる平面配置計画や、屋上をリハビリ広場として活用すること、さらに隣接する既存診療所との機能連携を図ることも計画の重要条件要素となっている。
雑誌掲載:近代建築 2018年7月号
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